●千本釈迦堂(せんぼんしゃかどう)●
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鎌倉時代初期、釈迦念仏道場として開
かれる。本堂は京都最古の建造物。
本堂前のおかめ塚は、その昔、釈迦堂
を建てる時、大工の棟梁が誤って柱を短
く切って困りはてておりました。その時
、妻のおかめが「全ての柱を短い一本に
合わせて切ればよろしおす」と助言しま
した。その後、夫の失敗がばれぬよう、
おかめは建物の完成を待たずに自害を遂
げてしまいました。
人々はおかめの女心のいじらしさを憐
れみ、本堂前に供養塔を立てました。現
在でも家の棟上の時にはおかめの面を飾
る習慣があり、おかめ塚は全国の大工さ
んの信仰を集めています。2月のおかめ
節分は有名。
また12月7・8日には大根炊きが
行われ厄除け大根が参拝者に振舞われ
ます。(有料)